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水虫と似ている病気は?症状と原因

水虫といえば、かゆみや赤みが出たり、皮膚がかさついたり、水泡ができたりといった症状を持ちます。原因となるのは白癬菌という真菌で、それらが活発化しやすい高温多湿の環境で症状は出てくるのです。ただ、高温多湿を好むのは白癬菌だけではありませんし、他にもさまざまな原因から水虫と特徴が類似した病気になることも多いのです。もちろん特徴は類似していようとも白癬菌が関係していないのであれば、抗真菌薬をどれだけの期間塗り続けても完治することはありません。似ているけれど違うかもと疑ってみるようにして、できれば専門医の判断を仰ぎましょう。市販の水虫薬を買ってきて自身で治療を続けていると、症状が治まるどころか強い副作用が出てきてしまう危険性もあるのです。

かゆみや水泡が出てくる病気に汗疱性湿疹というのがあります。手にできることが多いものの、足の裏にできることもあります。汗を原因とする炎症ですから、水虫同様に夏の暑い多湿の時期にできやすいのです。汗疱性湿疹を発症した場合、炎症を抑えるためにステロイド軟膏が使われます。汗だけでなく金属アレルギーが関係することもあり、それならどの物質にアレルギー反応を持つかを調べなければなりません。多汗症ゆえに汗を多くかきやすいならば、ステロイドだけでなく塩化アルミニウム溶液を塗って汗止めをすることもあります。軽症ならば使われるのがサリチル酸ワセリンなどの保湿剤、症状が改善しないなら光線療法が行われることもあるのです。サリチル酸が必要なところに抗真菌薬を塗っても治るわけがありません。正しい病名の特定はとても重要です。

水泡ができたように見えて、実は魚の目の可能性もあります。魚の目だと菌や汗ではなく原因は合わない靴や姿勢の悪さ、それゆえに一箇所に負担がかかってしまい皮膚が厚く硬くなってしまうのです。こちらは靴を替えたり姿勢の矯正をしたりすることで、少しずつ改善していくしかありません。

自己判断は禁物です。いずれの病気も皮膚科で診察してもらえて処方薬ももらえるので、まずは行ってみるようにしましょう。汗疱性湿疹かもとステロイドやサリチル酸を使っている間に、白癬菌がどんどん繁殖していき症状が悪化して行くかもしれません。少しでも早い病名の特定と正しい治療法が、無用なトラブルを防ぎお金や時間の無駄を抑えることができます。足がかゆいのは全部水虫、そんな乱暴な理論を持っていると危険です。

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